- [よくある質問]:
- 担保責任・欠陥トラブル
不動産トラブルFAQ
- 建ぺい率違反による解除
- 売却建物が建ぺい率違反だったため解除を申し入れられた→解除のほか損害賠償を請求されることもある。父が亡くなり相続税を納めなければならなくなりました。現在住んでいる家と土地が父の所有だったので、相続税はかなりの額に上ります。そこでやむを得ず、家と土地を売却して相続税を払うことにしました。結局、Yに譲ることになり、売買契約を交わし、代金を受け取り移転登記も完了しました。ところが後日、Yが「買った…
- 都市計画道路の指定がなされた土地
- 知らずに都市計画道路の指定がなされている土地を買わされた→都道府県の宅建業を取り扱う所管課に相談する。私はまもなく定年を迎えるので、老後を過ごす家を探していました。たまたま知人に紹介された不動産業者Cに相談したところ、家を建てるのに手ごろな更地に案内されて、私も気に入ったので契約をしました。ところが、家を建てる前に建築確認の制限がないか、市役所で調査したところ、私が購入した土地には都市計画道…
- 私道負担制限の土地
- 買った土地に私道負担という制限がついていた→契約前に役所で調べることも必用である。最近2人目の子どもが生まれたため、現在住んでいるマンションが手狭になり、思い切ってマイホームを建てることにしました。子供たちの成長も見越して十分な広さの家を建てられる敷地を探していました。たまたま、B不動産の仲介でAさん所有の更地を勧められました。条件もよいので契約しました。しかし後日、建築確認のために区役所に…
- 土地の一部が相手の所有物でなかった場合の代金の減額や解除
- 買った土地の一部が相手の所有物ではなかった→代金の減額や解除を主張できる。私はスポーツジムを経営していますが、今度、H市内に支店を出そうと考えています。H市内では各種の建築制限から最低でも200平方メートル土地が必要でした。そこへAから更地を譲りたいという申し入れがあり、条件も良かったので契約を交わし譲り受けました。ところが、登記簿をよく調べると200平方メートルの土地のうち50平方メートル…
- 数量指示売買による代金の減額
- 買った土地の面積が登記簿の記載より少なかった→数量指示売買にあたれば代金を厳格してもらえる→数量指示売買にあたれば代金を減額してもらえる。私は輸入雑貨を扱う会社を経営していますが、今の店舗が手狭になってしまったので、新店舗を建てるために駅前の広い土地を探していました。運よくX駅前に広い土地が見つかったので、売買契約を交わしました。その後、所有権移転登記を完了し、代金も支払って土地の引き渡しも…
- 中古物件の補償請求
- 「新築同様」という中古物件を買ったが老朽化していた→現地検分をしていれば補償請求は難しい。両親を呼び寄せて一緒に暮らすための中古住宅を探していたところ、「内部修理済」というL不動産販売の新聞折り込み広告を見つけました。早速、「新築同様です」というLの案内で検分に行きました。確かに、築後13年を経過していましたが外観はわりときれいで、内装もまずまずでした。売却を希望している所有者Bによると「内…
- 中古住宅の瑕疵担保責任
- 中古住宅を買ったら外壁にひびが入っていた→隠れた欠陥ではないので瑕疵担保責任の追及は難しい。現在住んでいる賃貸マンションの契約期間の満了により、一戸建てを購入することになりました。U不動産の仲介で中古住宅を見に行きました。築15年と古かったのですが、一通り検分してその他の条件が良かったので、「現状有姿」で契約しました。しかし実際に住み始めると、外壁にひびが入っていることに気づきました。知人の…
- 現状有姿の契約不適合責任
- 現状有姿で購入した中古マンションに隠れた欠陥があった→現状有姿といっても契約不適合責任は免れない。私は半年ほど前、仲介業者Aの仲介でBから中古のマンションを購入しました。マンションの壁は多少痛んでいたものの、駅から割と近く、近所にスーパーやコンビニもあるのが、独り身の私にとって魅力でした。ところが最近になって、部屋の結露がひどく、壁に大きなしみが現れ始めました。その後1か月もしないうちに部屋…
- 欠陥住宅
- 「ビー玉の転がる家」は欠陥住宅といえるか→原因は複数考えらえるので、専門家による鑑定から。結婚して5年になりますが、子供が生まれて今まで住んでいた賃貸マンションが手狭になったので、分譲マンションを購入することになりました。外観もきれいで妻も大変気に入っていました。ところがリビングで子供とボールを転がして遊んでいたところ、リビングの中央部に向かってボールが転がっていくことに気づきました。びっく…
- 販売業者や建設業者に対する責任の追及
- 表示通りの防音性を備えていない場合、どうすればよいか→管理組合で相談してよく調査の上、場合によっては訴訟を起こす。私は作曲の仕事をしているので、仕事中は静かな環境でないと気がすみません。また目ざといため、夜も静かでなければ寝付けません。レコード会社に近いよい新築分譲マンションが売りに出されていたので、ローンを組んで購入しました。幹線道路に面していますが、パンフレットには「静かな環境(遮音性能…