更新料を支払ってもらえない。

賃借人が賃貸人に対して更新料を支払わなかった場合の直接的な効果は、更新料を支払うことによって、当事者間による合意がなされ、更新が成立することが一般的になっていることを考えると、遡ったときに無効になると解釈ができます。
さらに、更新料の不払いが発生したときは、契約を更新すること自体が解除の原因となることは明らかであるといえます。このようなことになれば、法定更新に対する成否が改めて問題視されると考えられます。

2019-10-24 12:07 [Posted by]:不動産の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所