- [よくある質問]:
- 不動産担保のトラブル
不動産トラブルFAQ
- 自己破産するとどうなるのか
- 15年前に銀行でローンを組み住宅を手に入れましたが、1年前に会社のリストラで退職し、今は小さな建設会社で働いています。ところが給料が安く消費者金融やカード会社からも借金をして、首が回らない状態です。ローンの支払いも滞り、銀行から抵当権実行の申立てがなされ、消費者金融などからの債務も300万円になるので自己破産をしようと思っていますが。自己破産するとどうなってしまうのでしょうか。 いくら給…
- 抵当権の設定をしたビルに短期賃借権の登記がなされた
- 建築したビルに一番抵当権を設定して注文者に引き渡しましたが、間もなく暴力団関係の会社を権利者として、敷地と建物に短期賃借権が登記され、建物を占有しはじめました。債権者はどうすればよいでしょうか。 抵当権設定後に登記された賃借権を短期賃貸借と言います。従来は、短期賃貸借が結ばれていると、山林を除く土地は5年、建物は3年の期間内は賃貸人の権利が保護されていましたが、民法改正で短期賃貸借制度は廃止…
- 借地上の建物に抵当権を設定する場合に地主の承諾は必要か
- 土地を賃借して建物を所有している者に融資をし、建物に抵当権を設定する場合、地主から承諾書を取っておくべきでしょうか。また、その際の注意点はあるでしょうか。 借地上の建物を担保にとる場合、地主から承諾書を取りつけておくことが普通です。地代の不払いが起こって地主から賃貸借契約を解除され当該建物が収去されると、設定した抵当権などが無意味になるからです。このような承諾書には、どのような法的効力が認め…
- 抵当権の設定がある不動産を購入する際の注意点
- 信用金庫を債権者とする5000万円の極度額の根抵当権が設定されている土地を購入することになりました。信用金庫に対する残債務は3200万円です。この場合、一括して残債務を清算する余裕はありませんが、この物件を買いたいと思っています。どのようにしたらよいでしょうか。 通常、不動産の購入にあたって、その物件に抵当権などの担保権が設定されている場合には、債権者に残債務額を確認し、所有権移転登記手続き…
- 抵当権の実行で借地人・借家人に対抗力はあるのか
- 駅前の土地に、銀行から融資を受けて商業ビルを建てました。当初からテナントも埋まり、ビルの経営は順調でした。しかし他の事業で失敗して、ここ半年間、融資金の返済も滞っています。最近になって、銀行が商業ビルに付けた抵当権を実行し、競売を申し立てました。この場合、テナントはどうなるのでしょうか。 抵当権が実行されても、抵当権設定前に契約した借家人は、抵当権者や競売の買受人にそれぞれの借家権を主張…