- [よくある質問]:
- 欠陥住宅のトラブル・業者の修理義務
不動産トラブルFAQ
- 中古住宅での雨漏り
- 中古住宅を買ったところ雨漏りがします。仲介業者は、契約書に「現状維持のまま」とあるので文句は言えないと言います。何とかならないのでしょうか。 売買契約において、売主は目的物に不都合があった場合、不特定物であれば他の完全な物を引き渡すことになります。一方、特定物の場合には、そのものを渡す以外に方法がないので、法律は売主に瑕疵担保責任を負わせています。瑕疵担保責任とは、売買の目的物に隠れた瑕疵が…
- 地盤が軟弱で建売住宅の家が傾いてしまった
- 戸建の建売住宅を買って1年半ほどで、壁にヒビがはいって傾き始めました。建築士に見てもらったところ、その土地は蓮地であったところを造成したところで、地盤が軟弱なため家が傾いたことがわかりました。どのようにしたらよいでしょうか。 建売住宅を販売した不動産会社が、その敷地を造成したのであれば、責任はその不動産会社が負わなければなりません。造成業者に造成工事を請け負わせた場合でも同様です。 元々蓮…
- 注文住宅で手抜き工事を発見した
- 戸建て注文住宅を建てて1年ほどで壁に亀裂が入って家が傾いてきました。別の建築会社に検分してもらったところ、明らかに工事は手抜きであったことが判明しました。請け負った業者にどのように対応したらよいでしょうか。 建築基準法では、建物の構造設備等に関する最低基準が定められています。手抜き工事であるかどうかも、まず建築基準法に照らして考えなければなりません。完成した建物に瑕疵があれば、請負業者は担保…
- 買ったマンションの耐震強度が足りないと判明した
- 住み始めて3カ月も経たない新築マンションのベランダや壁に大きな亀裂が走り始めました。業者はコンクリートの乾き具合の問題で、強度には何の心配もないと言います。しかし、専門家に耐震強度を調べてもらうと、法定の2分の1ほどの耐震強度しかないことがわかりました。業者に何らかの責任を取ってもらうことは可能でしょうか。 建物の基本構造部分について、新築住宅の売主は、引渡しから10年間、瑕疵担保責任を…