強行法規

当事者が必ず従わなければならない規定(公の秩序に関する規定)のことです。私的自治が原則なのですが、一定の範囲では私人間の合意が無効で法律上の規定が絶対適用されます。強行法規は公の秩序を維持するために設けられる規定なので、たとえ当事者同士が、強行法規に矛盾する契約を契約書で結んでいたとしても原則として無効であり、強行法規による規定が優先されます。a 身分関係に関する規定の多く(相続順位や重婚禁止)、b 当事者以外の第三者の利害に関係する事項(物件関係の規定など)、c 弱者を保護しようとする趣旨によって定められた規定(借地借家法など)などは強行規定です。不動産との関係では物件法定主義や借家人・借地人保護の要請により強行規定が多いということを留意しておくべきです。

2019-09-26 15:33 [Posted by]:不動産の弁護士・税理士 東京永田町法律事務所