保証債務

他人の債務を担保するため、債権者との間で交わされる契約により生じる債務のことです。他人の債務を保証した者は、債務を履行しない場合に、その債務を代わって履行する責任を負います。もとの債権を主たる債権といい、保証人の債務を保証債務といいます。保証契約は書面でしなければ効力を生じません(民法446条)。保証債務は、主たる債務と共に移転します。主たる債務が消滅した場合には、保証債務も消滅します。
主たる債務が履行されない場合には、保証人が主たる債務と同一の給付内容を履行する義務を負い、債権者が確実に債権を回収するために利用されます。

2019-09-26 18:47 [Posted by]:不動産の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所