居抜き

建物の売買や賃貸借にあたり、設備や器具や家具類などが付いたまま、建物を利用することが出来る状態で引き渡すことをいいます。
典型的なケースは以前飲食店であった物件について、同じく飲食店経営を目的に賃貸借契約を結ぶ場合などです。居抜きで購入・賃借すると、すでにある設備を利用することができるため、初期費用を抑えられます。特に経営不振に陥った飲食店などは現状回復義務を果たせないことも少なくありません。高額な設備投資をした場合は無駄が発生します。このようなケースは居抜き物件になることが多いようです。

2019-09-26 14:42 [Posted by]:不動産の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所