法定地上権
当事者の契約によらず、法律の規定によって発生する地上権です(民法388条)。土地と土地に建っている建物を同じ人が所有し、土地と建物のどちらかに抵当権が設定・実行された場合に法定地上権が成立します。土地と建物を所有していたAが、建物について、債権者Bのために抵当権を設定した場合、抵当権が実行され、第三者Cが建物を競落したときには、法定地上権の成立が認められ、CはA所有の土地の上に無条件で地上権を取得します。
当事者の契約によらず、法律の規定によって発生する地上権です(民法388条)。土地と土地に建っている建物を同じ人が所有し、土地と建物のどちらかに抵当権が設定・実行された場合に法定地上権が成立します。土地と建物を所有していたAが、建物について、債権者Bのために抵当権を設定した場合、抵当権が実行され、第三者Cが建物を競落したときには、法定地上権の成立が認められ、CはA所有の土地の上に無条件で地上権を取得します。
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