耐震性基準

建物が地震の震度に耐えうる能力の基準をいいます。昭和56年に建築基準法が改正され、耐震基準が大きく改正されました。この基準は新耐震基準と呼ばれ、中規模の地震しか想定していない旧耐震性基準とは区別されます。新耐震性基準では、建物の倒壊の防止の他、建物内の人の安全確保が目的に挙げられています。平成23年の東日本大震災でも、新耐震基準による建物は倒壊しにくかったなど、一定の効果が認められています。

2019-09-26 16:48 [Posted by]:不動産の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所