不動産トラブルよくある質問:8)借家権と貸家の相続・オーナーチェンジFAQ

[よくある質問]:
8)借家権と貸家の相続・オーナーチェンジ

不動産トラブルFAQ

借家人が亡くなった後も、その借家に内縁の妻が一人で暮らしています。
借家人が亡くなった後も、その借家に内縁の妻が一人で暮らしています。内縁の妻には、その家に住む権利があるのでしょうか。明け渡し請求できるのでしょうか。 土地の賃貸借でも建物の賃貸借でも、賃借人が死亡したからといって賃貸借契約は終了しません。その借家権は、借家人の相続人が相続します。その場合、家主の承諾は必要なく、名義書替料などの支払いも必要ありません。つまり借家権は、借家人の死亡により当然…
夫が死亡した場合、借家権を相続できるか(内縁の場合はどうか)
夫が死亡した場合、借家権を相続できるか(内縁の場合はどうか) まず、賃借権は財産的価値を有し、被相続人(=亡くなった者)だけが専属で所有する権利といえるものではないということから、賃借権は相続の対象であるとされます。なので、通常は、被相続人(亡くなった人)の相続人が被相続人の所有建物の賃借権を相続することになります。 では、正式な相続人ではない、内縁関係であっても、賃借権を相続することが認…
マンションのオーナーの変更で契約を結びなおすのか。
マンションのオーナーの変更で契約を結びなおすのか。 賃貸借契約が凍結した後、建物の所有権が売買または贈与によって、移転することもあります。 たとえば、部屋のオーナーが代わる場合に、元のオーナーと結んだ契約内容がそのまま引き継がれるかは、借主が部屋の「引渡し」をすでに受けているかによって異なります。 まず、入居が完了している(家財道具の搬入など)、または、入居前であっても鍵をすでに受け…
借りているマンションが競売にかけられている
借りているマンションが競売にかけられているが 賃貸借契約が凍結した後、建物の所有権が売買または贈与によって、移転することもあります。 借りているマンションが競売にかけられていることがあります。この場合、オーナーが変わると退去しなければならないのかという心配があります。 このようなときに問題となるのは、賃借者が引渡しを済ませているかということになります。 すでに賃借人が住んでいるので…
借家人に対し何の連絡もなく家主が建物を第三者に売ってしまいました。
借家人に対し何の連絡もなく家主が建物を第三者に売ってしまいました。その後、新しい家主から急に立ち退いてくれと言われました。この場合、どうすればよいでしょうか。 建物の所有者が借家人に無断で家を売ったとしても借家人の承諾はいっさい必要ないので、原則として別に責められません。建物の譲渡があった場合の新所有者と借家人の法律関係は、一般の賃貸借の場合と異なります。借家人は保護されており、建物の引…
3か月後に売るので3か月家賃は不要と言われたが。
3か月後に売るので3か月家賃は不要と言われたが。 3か月の期間があるということは、オーナーが代わるまでに、少なくても引渡しが完了していると考えられるので、退去を求められる、または、契約条件を変更されるということはないので、3か月間の家賃が不要だという申し入れは大家さんの好意であると考えられます。 しかし、この好意に甘えてしまうということは、実際に居住している以上、3か月分の家賃を滞納し…
不動産会社から借りていたが、大家さんの方へ家賃を払うよう言われた
不動産会社から借りていたが、大家さんの方へ家賃を払うよう言われた 不動産会社から借りていたはずであるにもかかわらず、大家さんに家賃を払うように言われた場合、大家さんが不動産会社に部屋を貸し、さらにその部屋を不動産会社が第三者に貸している状態である転貸(また貸し)をしていたと考えられます。 転貸の場合、まず確認しなければならないことは、転貸人が建物の所有者と賃貸契約を締結しているかどうか、ま…
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