- [よくある質問]:
- 9)契約違反のトラブルと解決法
不動産トラブルFAQ
- 子供禁止の特約は有効でしょうか
- 子供禁止の特約は有効でしょうか 最近では、契約書に「子供禁止」の条件を記載していることがあります。 しかし、「子供禁止」の条件は、無効とみなされ、入居後に子供が生まれたとしても、借主は部屋を出て行く必要はないのです。 なぜかというと、本来賃貸借契約では、借主が契約内容に違反した場合、契約を解除などになりますが、法律で契約内容の大まかな部分は決まっており、法律の規定(ここまでなら認めら…
- 居住用で借りたマンションを事務所として使いたい。
- 居住用で借りたマンションを事務所として使いたい。 賃貸住宅では、たいていの場合は契約書の中で使用目的が決められているため、原則的に使用目的を変更することは禁止されています。 原則的に禁止になる理由としては、 ①共同住宅から来る制約(周りの居住者に迷惑になる場合)、 ②建物の構造から来る制約(建物の強度から不適切になる場合)、 ③地域性から来る制約(地域的にふさわしくない場合) …
- 不動産会社のペット可の広告を見て入居したら話が違っていた。
- 不動産会社のペット可の広告を見て入居したら話が違っていた。 賃貸借契約を結ぶにあたり、賃貸借契約書は存在するが、契約書に記載されている契約内容と当事者間が認容している契約内容に食い違いが生じることがあります。なので、入居後、契約時の条件と異なるようなことがないか、まず賃貸借契約書を読み、契約時の条件が記載されているかを確認することが重要になります。 また、分譲マンションの場合、複数のオ…
- バルコニーに物置を設置したら注意された。
- バルコニーに物置を設置したら注意された。 ベランダは、火災などの緊急災害時に、避難通路として利用されるため、いざというときに避難の妨げとなる物は置かないように心がけておく必要があります。 そのため、隣との境が簡単に通過できるような造りになっている場合や、ベランダの床と天井に「避難口」といわれるものがある建物が多くなっています。 特に「避難口」の上などに大きな物や、重い物を置いておくと…
- 所有するアパートの居住者に一定の秩序を守ってもらうため、用法制限の契約書を作成しました。
- 所有するアパートの居住者に一定の秩序を守ってもらうため、用法制限の契約書を作成しました。契約書に基づいて、違反者には契約解除ができますか。 アパートや共同住宅で一定の用法制限を設けるのは、その特殊性からいって仕方のないことです。このような特約を求めるのは、建物全体の統一的利用、建物の品位保持のために必要なことです。したがって、借家人はこの用法を守る義務があります。ただし、契約に当たって用…
- 夜勤勤務を隠して入居していたらバレて退去を要求されているが。
- 夜勤勤務を隠して入居していたらバレて退去を要求されているが。 「夜勤者の入居は不可」ということですが、これは不当な差別にあたり、外国人や高齢者に対する制限と同等であると言えます。 ですが、不当な差別にあたるとはいえ、誰に貸すかは大家さん次第であり、契約は原則的に自由であることからも、法律で条件を無効にすることは出来ません。よって、入居の際に条件があるならば、その条件を無視することや、不…