付記登記
主登記(所有権移転登記、抵当権設定登記など)に付属させる形式で登記をすることです。具体的には、既存の主登記の順位番号に枝番をつけ、主登記に関連する事項を、主登記に付記させる形式で登記記録に記載します。付記登記は、すでに登記されている事柄に変更があった場合などに行われ、主登記と一体として扱われます。たとえば、すでになされた所有権に関する登記について変更した場合、すでになされた所有権以外の権利について移転したり、所有権以外の権利を目的とする登記をする場合などに、主登記のように独立した順位番号ではなく、すでになされた登記に付記して登記を行うものです。