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- 売建て住宅
- 不動産開発業者(デベロッパー)と宅地の購入者との間で、建築請負契約を結ぶ条件で宅地を売買する宅地分譲契約です。 すでに建てられている建物購入する建売住宅の売買と異なり、売建て住宅では、土地の売買の後に建物の建築請負契約を結ぶため、購入者が建築する建物の設計プランを自由に決定できる利点があります。
- 売主の担保責任
- 売買契約において取引対象の物品に問題があった場合、売主が買主に対して負う責任のことです。 売主には売買契約の目的物を完全な状態で買主に引き渡す義務があります。目的別に権利の瑕疵(地上権や抵当権の設定)や形状の瑕疵(建物の雨漏りなど)があった場合、売主は責任を負い、契約解除や代金の減額・返還、損害賠償などの請求に応じることになります。
- 売渡承諾書
- 売主が物件について、売渡し価格や売渡す条件・方法を記載して、条件が満たされれば売買契約を締結できる旨を意思表示する書面をいいます。 物件の購入希望者から売主に対して購入希望価格や購入条件について記載し意思表示をする書面は、買付証明書といいます。 売渡承諾書は、買付証明書への応答として、購入希望者に対して発行されます。売渡承諾書によっても売主の最終的な意思表示が示されたとはされず、書面発行によっ…
- 営業保証金
- 宅地建物取引業者が営業を始めるにあたり供託所(法務局)に供託する保証金のことです。不動産という高額な商品を扱う以上、宅地建物取引業において万が一の場合の取引上でトラブルが起きた場合、一般の消費者に某大な損害を生じる可能性があります。そのため消費者への損害賠償に備えるために、一定額を保証金として供託することが、宅地建物取引業者の営業開始条件となっています。営業保証金の金額は主たる事務所で1000万円…
- 永小作権
- 他人の土地を耕作または牧畜のために使用する権利のことです(民法207条)。小作料を支払います。実務では永小作権はあまり利用されていませんが、代わりに賃借権が土地を利用する権利として利用されています。
- 液状化現象
- 土地の地盤に含まれる水分を多く含んだ砂の層が液体のように流動化して、水圧が高くなった地下水が、砂と共に噴き上がる現象のことです。地震等の大型災害において液状化現象は多く発生しています。 液状化現象は、一般に水分を多く含んだ砂質の地盤である、盆地や砂丘、砂州など、小さい砂の粒子が多く含まれる場所で多く見られます。 埋立地や干拓地など、人工的に形成された地盤でも、液状化現象は多く見られます。…
- SRC造
- 建物の構造のひとつで、鉄骨の周りに鉄筋コンクリートで補強を施した構造をいいます。耐火性耐久性が高いRC造(鉄筋コンクリート構造)の特徴を保ちながら、柱や梁などのサイズが小さく、建物の重量を抑えることができます。 高層マンション等に適した構造ですが、コストが高くなってしまいます。 鉄筋コンクリート構造(Steel Reinforced Concrete Construction)とも呼ばれます。…
- N値
- 地層の硬さを示す値をいい、N値が高ければ高いほど、地層が固いことを意味します。土地の硬度を測るボーリング調査の際に、重さ63.5kgのハンマーを75cm落下させ、試験用サンプラー(鋼製パイプ) を30cm土中に打ち込むのに必要な、ハンマーの電撃回数がN値になります。マンション等の建物の基礎になる土地は、N値50以上の土地が、5m以上連続している固い地層(支持層)である必要があります。